天国はスパンコール

思考と追憶の記録

Snow Badge

おふぃすらぶって1度は経験したいやん!
て会話で思い出したお話
また今回もしょーもない恋バナw

大学辞めて、アルバイトしていた会社で社員になった頃だから22〜23くらいかな
会社に新しく入ってきた人がいた訳ですわ
年上だったけど、背が小さくて細くて、めちゃくちゃタイプな人

きっかけはなんだったんだろう
レジ締め手伝って、あたしは自転車でその人は徒歩だったけど帰りが同じ方向で話しながら歩いて帰った、とかなのかな

お互い恋人もいたから、と言うのはあんまり気にしないあたしにしては珍しくプラトニックだった人
でも思い出は沢山ある人

雨の日、あたしの住むマンションの前で別れ際抱き合ったままダンスしたり
雪の日に2人で毛布にくるまってBJCのSnow Badgeを聴いたり
後ろを通る時に周りに人がいないと一瞬手を握ったり、とかね
ほんとになんという事もない思い出なんだけど、映画のワンシーンみたいに脳裏に焼き付いてる

自由な会社だったから途中勝手にコーヒーブレイクで外に出たりもOKだったんだけどさすがに一緒にでるのはためらわれるから別々に出て会社からちょっと離れたカフェや公園でおちあって、とか
そんなちょっとした事のひとつひとつがすごく貴重な時間だった

でもね、終わりはあっけなかった
「△分後に××で、◯◯」
なんて書いたメモを向こうが財布に入れたままにしていてそれが向こうの彼女に見つかり
下の名前しか書いてなかったんだけど会社に来て「こちらに◯◯さんっていますか?」て
幸い、なのかあたしは外出中で鉢合わせこそしなかったけど何も知らないバイトちゃんが「◯◯って××さんですよね?今外出ですが」てご丁寧に名字まで教えてしまって大騒ぎですわ
なんとかごまかしてその場は収まったけれど仕事の忙しさもありあたしは病み病みで退社、彼は会社の人たちに××さんのせいで◯◯ちゃんが、とか責められ居づらくなったのもあり退社

何してるのかなって思ったりするよ、今でも
昇華出来なかった恋心は、いつまでも引きずってしまう
出来る事ならもう一度会って、あの時はごめんね、支えてくれていてありがとうって言いたい
多分一生会う事はないけれど



BGM:Snow Badge/Blankey Jet City