天国はスパンコール

思考と追憶の記録

無題

あの日のkissも

時間が経つと

夢だったんじゃないかって

思えてくる

だって君から

kissするなんて

あり得なかったから

kissだけじゃなく

交わした言葉も

会った事さえ

夢だったんじゃないか、て

君が何を考えて

今更僕の相手をしてくれるのか

理解なんて出来ないよ

あの頃の僕らの事

君の中では

どんな風になっているのか

聞きたいけれど

聞いたらまた全て壊れてしまいそうで

君といると

僕はまるであの頃に戻ったようで

ただ俯いて君の言葉に耳を傾けて

自己主張なんてまるで出来ない

「帰りたくない」

そう拗ねてみせても

「ちゃんと帰らないとだめだよ」

なんて言葉に逆らえもせず

ねえ

僕は一体君の何だったの?

でも、もういいんだ

君が気が向いた時にかまってくれて

笑っていてくれるなら




ひとつだけ思ったのは

あたしの事少しだけでも

好きだって愛しいなって

思ってくれたかな



BGM:2時頃/aiko